ミドルレンジの縦長端末、ワイモバイル版「Xperia 8」レビュー

2019年10月26日

2019年10月25日よりワイモバイルから発売の「Xperia 8」を機種変更で入手しましたので、いつもどおりレビューしたいと思います。

21:9の縦長ディスプレイが特徴

なんといってもこの長さ。Xperia 8最大の特徴は、このアスペクト比21:9の非常に縦長なディスプレイです。

Android標準のマルチウィンドウの設定方法に加えて、マルチウィンドウ設定用の機能が別途用意されており、マルチウィンドウで使うことを前提とした作りになっています。通知欄のアプリ(Gmailの通知など)をワンタップでマルチウィンドウで開けるのは結構便利です。

画面が長いだけあって、マルチウィンドウ時もあまり狭さを感じることなく快適に利用できるのは好印象です。ヘッダーとフッターのあるようなアプリをマルチウィンドウ状態にしても余裕があります。

また、片手操作しやすいよう画面縁のタップやスワイプで戻る操作などが行える「サイドセンス」や、画面が小さくなる片手モードが搭載されています。ディスプレイが長いので、こういった機能は助かりますね。横幅は小さめなので持ちにくくはないです。

ベゼルがあるのは画面上部だけとなっているので、横持ちをしたときにアンバランスになりそうです。このベゼルはXperia 1などと比べると大きく、動画再生時は少し偏った感じになってしまいます。

画面に対してコンテンツを中央揃えすると偏ってしまう例。

タッチ感度は低め?

保護ガラスを貼り付けて利用をしていますが、文字入力がやりにくく、ストレスを感じています。具体的には、フリックの始点がうまく反応せずにその途中から反応するために、隣のキーでフリック入力をしてしまう事故が時折発生しています。気持ち強めに押し込む感覚で入力すると事故は起きにくいですが、軽く触る感じで優しく使っていると反応しないことが多いです。

保護ガラスなしの店頭展示機での文字入力も似たような感じだったので、こんなものかなとも感じています。

その他には、ホームボタンの反応する範囲が下寄りであるため、ベゼル部をタップしに行くつもりで押さないと全く反応しませんでした。他の端末でも反応する範囲は変わらないので、実装がおかしいわけではないです。

この押しにくさを感じる原因は、ディスプレイ下部が挟ベゼルとなっている為で、まだまだ慣れが必要そうです。

カメラは並か

標準とズームの2種類でのデュアルレンズカメラです。かなり出っ張ってます。

これといって凄い点は見当たらないのですが、強いて挙げるならば21:9の比率で撮影が可能です。但し、4:3の比率から切り出しての撮影になるので、結構狭い感じになります。

また、「ぼけ」での撮影はPixelのポートレートモード同様にズーム状態になるので、21:9での撮影は非常にやりにくくなります。

1倍

2倍

画質については、オートのまま撮影をしましたが、少し青っぽいのか料理はあまり美味しそうに写りませんでした。調整して撮影したほうが良いかもしれません。

シャッターキーは非搭載

これが初めてのXperiaだという人であれば、特に問題ではないことなのですが、Xperia 8には物理的なシャッターキーが搭載されていません。

普段のXperiaを知っていると、少し寂しい部分ではあります。

イヤホンジャック搭載

シャッターキーは無いですが、イヤホンジャックはあります。

イヤホンジャックが無いほうが少数派のはずなんですが、なんでわざわざ売りに……って気持ちになりますね。

それはさておき、DSEE HXによる圧縮音源の高音質な再生や、ハイレゾ音源の再生に対応しています。このあたりはいつものXperiaです。

aptX等での接続通知に加え、機器の相性や環境に応じた設定の変更が行える。

性能は高くはないがレスポンスは良好

Snapdragon 630にメモリ4GBと、2年前のミドルレンジモデルそのままのスペックです。

今から選ぶにはちょっと微妙な気持ちになります(自分の場合Android One X2からの機種変更なので尚更)が、レスポンスは良好です。マルチウィンドウで利用しても動作が遅くなったりということも今のところ感じていません。

但し、ゲームを遊ぶには絶対的な性能が足りていませんので、ゲームをしながらブラウジングという使い方はもちろん、通常のプレイもフレームレートが足りなくなって厳しい場面があります。

2Dゲームも「アズールレーン」ぐらいのゲームであればマルチウィンドウ状態であってもサクサクと動作しますが、「プリンセスコネクト!Re:Dive」などは酷くフレームレートが低下し、メニュー等もレスポンスが悪いです。

Xperia 8では厳しい「プリコネ」だが、片方に黒帯が入るので丁度いい表示になる特殊な例。

やはりゲーム用ではなく、動画を視聴しながらSNSに投稿するぐらいの使い方が丁度良いでしょう。実際、MastodonのTLをストリーミングしながらChromeでウェブサイトを閲覧したり、軽めのゲームを遊んだりする分にはなかなかいい感じの画面の広さがあります。

キャンペーン実施中

ワイモバイルでは1,000円相当のPaypayボーナスプレゼントや、抽選で8,888名にSony製イヤホンをプレゼントするキャンペーンを実施しています。

ワイヤレスのノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM3や、完全ワイヤレスのWF-SP900など、豪華な感じの内容となっています。

購入したXperia 8のIMEIを入力して応募してみたところ、4等のMDR-EX155が当たりました。えー、密林で1,000円ぐらいのイヤホンですね。わーい。

さて、随分と辛辣なレビューになってしまった気がしますが、そう悪くはないです。……が、縦長端末じゃなかったら良くもないです。うん。