話題になったSo-netの「0 SIM」、Windows Phoneで使うときは?

2016年2月13日

0SIM03

So-netの新しいサービス、「0 SIM」を契約してみました。毎月500MB未満までは無料という驚きの料金プランが話題になりましたが、殆どインターネットを利用しない人でない限り500MBはすぐに超えてしまう上限です。今回はその「0SIM」をWindows Phoneで運用する際の設定などをご紹介しようと思います。

「0 SIM」って?

毎月500MB未満まで無料で使えるSo-netの高速モバイル通信サービスです。毎月500MB未満までは無料で、それ以降は100MB毎に100円(税抜)料金が加算されます。2GBを超えた時点で1,600円(税抜)定額となり、5GBまでは高速通信が出来るのが特徴です。(それ以降は追加料金を支払うことでチャージ可)

ちなみにこれはデータ専用プランにおいての料金で、SMSが使えるプランの場合は150円、音声プランの場合は700円が上記に加算されます。3ヶ月間一切の通信がなかった場合に自動解約となるのでそこだけ注意したいですね。

パッケージを開けて早速設定

0SIM02

契約したのはデータ+SMSプラン。SIMサイズはnanoです。随分と好評だったそうで、手続き後1周間ほど経ってから到着しました。

真っ白なMVNO用SIMカード

真っ白なMVNO用SIMカード

普段ならばAndroidスマートフォンに挿し込んで利用するのですが、今回はWindows 10 Mobileを搭載したMADOSMAに挿し込んでみようと思います。

プロファイルはSo-netのものでOK

0 SIM用に別途APNが用意されているようではない模様。

0 SIM用に別途APNが用意されているようではない模様。

SIMカードを挿しこんだあと、APNリストからSo-netを選択するだけで接続が出来ました。他のSo-netのサービスとAPNが同じらしく、プリインストールされているプロファイルを選択するだけで済みました。機種によってはプロファイル名が違うこともあるようですので、該当するものを選択していただくか、以下のAPN情報を直接入力してください。

APN設定情報
APN so-net.jp
ユーザー名 nuro
パスワード nuro
認証タイプ CHAPまたはPAP

データ通信量の上限を設定する

Androidでは設定の「データ使用」からモバイルデータの利用制限が設定できますが、これはWindows 10 Mobileでも似たような設定をすることが出来ました。(※注意点があります)

設定→ネットワークとワイヤレス→データ使用状況

設定→ネットワークとワイヤレス→データ使用状況

上限を設定をタップ。

上限を設定をタップ。

Windows 10 Mobileではデータ使用の上限を設定できます。ここで上限の制限方法を「指定なし」「月額制」「プリペイド」「無制限」の4つから選び、その後に制限容量を設定していきます。0 SIMは「月額制」を選択し、毎月のリセット日を「1日」に設定、毎月のデータ制限は余裕を持って「480MB」に設定しました。理由は後述しますが、制限値は余裕を持っておいたほうが良いです。

制限方法

制限方法

詳細設定

詳細設定

バックグラウンド通信も制限する

データ通信量の上限を設定したあとは以下の様な画面になります。ここで更に右端の「編集」をタップしてバックグラウンド通信も制限してみましょう。

編集ボタンから更に設定。

編集ボタンから更に設定。

ここでは上限の再設定やバックグラウンド通信の制限を設定できる。

ここでは上限の再設定やバックグラウンド通信の制限を設定できる。

バックグラウンドでのデータ通信を「常に」制限すると、Wi-Fi接続時以外はライブタイルの更新やメールの同期、One Driveのアップロードなどが自動的に行われなくなります。Microsoftのヘルプページにも「上限に近づいたとき」を使用することをお勧めしているので、私もそのように設定しました。

上限に達してもネットワークは切断されない!?

データ通信量の上限に達したとの通知。

データ通信量の上限に達したとの通知。

試しに上限値を低めに設定してみたところ、データ通信量の通知が来ました。しかしこの文面を読む限りではモバイルデータ通信は「手動で」オフにするようにと書かれていることが分かります。

そう、どうやらこのまま使い続けると「設定した上限を超えて」通信できてしまうようなのです。バックグラウンド通信は制限されているので、勝手に通信が発生して上限をオーバーする事はまずないと思われますが、自分でブラウジングやメールチェックなどを行うと通信が発生してしまいます。制限値は余裕を持って設定しておいたほうが良さそうです。今後のアップデートで変更があるかもしれませんが、少なくとも手元の端末ではそのような挙動を確認しています。注意しておきましょう。

スタート画面にピン留め!

さて、上限を設定したとはいえ使っていると現在の通信量がどのぐらいなのか気になるところです。そこで、Windows 10 Mobileの特徴でもあるライブタイルを活用して、スタート画面で通信量をチェックしてみましょう。

いくつかの設定項目は長押しでスタート画面にピン留めが出来る。

いくつかの設定項目は長押しでスタート画面にピン留めが出来る。

表示方法は簡単。「設定」から「ネットワークとワイヤレス」に移動し、「データ使用状況」を長押ししてピン留めするだけ。Androidでは通信量の表示に専用のウィジェットアプリをインストールしたりしないといけない場合がありますが、Windows 10 Mobileでは設定をそのままピン留めするだけで通信量をライブタイルで表示してくれるようになります。

ライブタイルで通信量をチェック。

ライブタイルで通信量をチェック。

しかし、あらやだすっごく便利!と手放しに喜べないのがWindows。ライブタイルの更新はリアルタイムというわけでもないようですし、「データ使用状況」の項目も「ネットワークとワイヤレス」から入り直さないとすぐには更新されないことを確認しています。

こういった気になったことやバグ、より快適に使うための提案などは「電源ボタンと音量下ボタンを同時押し」してフィードバックを送信しておきましょう。

通信速度をチェック

wp_ss_20160213_0013

午後3時過ぎの測定結果です。数日後の午後6時頃に測定したところ、下りは11Mbpsという結果が出ました。今後の動向が気になるところです。

少し昔を思い出す2段階従量プラン

私はスマートフォンが出始めた頃に携帯電話を初めて契約した人間なので、従量制プランというのはあまり馴染みのないほうですが、SoftBankの2段階従量制プランで如何にして余計な通信をせずにメールを送受信するかなんてことをやっていたのを思い出します。SoftBankのそれは5~15MB程度で2段階目に行ってしまいましたが、So-netの「0 SIM」は1段階目が500MB。使いすぎても1600円なのでお財布に優しく、高校生の頃に出会いたかった夢の様な料金プランです。

昨今は動画や音楽をストリーミング再生したり、写真をクラウドに保存したりと、より高速な通信環境と大量の通信可能容量を求められるようになりました。しかし、誰もがそれを求めているわけではないと思います。人によってピッタリ合うものは違います、「0 SIM」のような選択肢が増えて、それらにピッタリ合う人達が喜んで活用できるようになると理想的だなと私は考えます。

0 SIM | So-net モバイルサービス