AQUOS sense lite SH-M05レビュー その3【パフォーマンス】

2017年12月15日

AQUOS sense lite SH-M05は、Snapdragon 430にメモリ3GB、約5インチフルHDのIGZOディスプレイを搭載しています。コンパクトなボディですが、電池容量は2700mAh。IGZOディスプレイの省電力性能もあり、無操作であればとても長い間利用することができます。

省電力なディスプレイ

IGZOディスプレイは画面の更新がない場合は1Hzで駆動するため、静止画を表示することや、ウェブブラウジングをするのに最適です。これはSNSの利用においても同じことがいえます。TwitterやMastodonなどのタイムラインを表示したままにしていても、画面が静止している時間が長いため、1時間で約5%程度しか電池を消費しませんでした。

過去に、IGZOディスプレイ搭載のSH-M01を、Twitterのタイムラインを表示したまま半日放置したことがありますが、消費したバッテリーは約半分でした。IGZOディスプレイの省電力さがよくわかります。

当然ながら操作して画面に変化があれば、バッテリーはどんどん消費されます。普通に使っていれば1日持たせるのに十分な余裕がありますが、ゲームを主体にハードな使い方をすると少し厳しいでしょう。

バッテリーをより長く持たせたいのであれば、長エネ設定でCPU動作を制限したり、画面の滑らかさを制限すると良いでしょう。その代わり、画面の滑らかさを制限すると60Hzから30Hzまで落ちるようなので、体感速度はかなり低下します。過去のAQUOSに搭載されていた省エネ液晶ドライブと同じです。

早朝3時頃からベンチマークやオルガルを裏で回しつつ、日が昇ってからはMastodonを閲覧するといった使い方をした時のグラフ。最後の方でアズールレーンを立ち上げたらバッテリー残量がカクンと下がりました。

Android 7.1.2搭載なので、マルチウィンドウも可能。でも5インチなのでちょっと狭いかも…。

普段使いのパフォーマンスは良好

Snapdragon 430はCortex-A53で構成されたオクタコアのSoCです。GPU部にAdreno 505を搭載し、400番台でありながら十分な性能を備えています。

Snapdragon 410と比較すると、CPUは同じCortex-A53が倍の8コアになり、GPUの演算能力もGFLOPSでの比較では倍以上に。ちょうどSnapdragon 615や617とほぼ同レベルの性能となります。高品質なゲームなどは厳しいかもしれませんが、多くの場面で快適に動作してくれることでしょう。

一応参考程度にAntutuベンチマークを行いました。(v6.2.7)

Antutuのバージョンは総合得点は45498点。以前同じSnapdragon 430を搭載するZenFone 3 Lazerをお借りしてレビューしたときは、44146点を記録しましたが、その時の内訳と比較しても誤差程度の違いです。Snapdragon 410では3Dのスコアが800程度と非常に低かったことを考えると、安価な乗り換え先として検討しても良さそうに思えますよね。

ZenFone 3 Laserレビュー、カメラの写り具合やゲームプレイを試す。

ちなみにGeekbench 4でのスコアは、シングルコアが670、マルチコアが2560でした。こちらはあまり使ってないので特にコメントはいたしません。参考までにどうぞ。

メモリやストレージの速度

A1 SD Benchでメモリと内部ストレージの速度も計測。

簡易的な測定ですが、メモリは3.8GB/s、内部ストレージはRead 200MB/s・Write 100MB/sといった具合で、ミドルレンジだからと遅すぎるようなことはなく標準的です。

現在のフラッグシップモデルはeMMCではなくUFSを利用していることもあり、ストレージの速度はかなり高速になっていますが、今のところはこの速度でもネックになることは考えにくいと思います。

ミドルだけどゲームもしたい…!

あまりゲーム向きではないのですが、デレステ・オルガル・アズレンの3つを軽くプレイしてみました。

デレステはタイミング調整18~19ぐらいの速度8.5でプレイ。タップ音を有効にしていても遅延が発生するということはなく、数回プレイしてみた感じではタップ抜けなども生じませんでした。カクカクとコマ送りになるようなことはないのですが、3Dリッチ設定でのMV再生は、どことなくフレームレートの低下を感じます。性能的には3D軽量ぐらいがボーダーラインといったところでしょうか。

それとは別にプレイ中1回程度、目に見えてわかる形でフレームスキップが発生するという現象に見舞われることがありました。2D軽量設定でも曲の後半で1回発生するため、高難易度の楽曲をプレイしていると命取りになりそうです。(HD解像度の507SHは快適だったよ!って話もあるそうなので、adb shell wm size 720×1280とかで解像度を落としてみるのも手かも?)

オルタナティブガールズも、高品質設定のままではフレームレートの低下を感じます。リアルタイム性を求められるゲームではないので、ゲームプレイに支障はありませんが、気になる方は気になるのではないかなと思います。

アズールレーンは2Dのゲームですが動作が少々厳しめ。戦闘中の移動は支障なく行えましたが、カットイン演出時のもたつきがあることや、ドックでの強化などを行う際の動作が重たく感じられました。戦闘以外の部分でストレスを感じるかもしれません。

auでも使える?

もちろん、auでもバッチリ利用できます。mineo版なのでAPN一覧にはmineoのものが出てきます。

VoLTEでの通話もOKで、MTUも1420のようです。

ちょっとしたゲームならOK、電池持ちも大丈夫

ゲーミング用途で安価な機種を購入されるというのは考えにくいのですが、致命的に遅いということはないので程々に遊ぶ分には問題ないでしょう。マルチタスク機能を使ってブラウジングやSNSを同時にこなすのも問題ありませんでした。もっとも、5インチのディスプレイでマルチタスクは狭すぎるかと思いますが。

電池持ちについては、AQUOS RやGalaxy S8などのように「ものすごく電池が持つ!」とまではいきませんが、普通に省電力であると感じられました。自分の使い方では2日に1回ぐらいの頻度で充電をしています。

OS側も大掛かりなカスタマイズも施されておらず、シンプルな構成です。細かなアップデートに積極的なHuaweiの機種ほどではありませんが、アップデートも期待できそうです。サブ機としても丁度よいですし、他人にオススメしやすい機種だと思います。

余談

そうそう、SH-M05用の保護ガラスを購入したのですが……。

………ん?

SH-M05用じゃなくない???

ラウンドガラスなAQUOS sense用であって、フラットパネルのAQUOS sense lite用じゃありませんでした。で、今Amazon見に行ったら改良品が出てました。おぉぅ……ちょっと買うタイミングが悪かったですね。

こういったトラブルを承知の上で安いものに手を出すのもいいですが、素直にラスタバナナあたりを選んでおくのが無難かと思います。

主な特長|AQUOS sense lite SH-M05|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ

mineo Dプラン シングルタイプ 5GB