Fx0にCM11を導入してみる

2016年6月7日

2016-06-03 15.53.03

備忘録的に記事にまとめておこうと思う。ぶっちゃけredditのフォーラムを読めの一言に尽きるので雑にまとめるとする。

※This Fx0 is “Boot2GEcko 2.1.0.0-prerelease” Ver. This is Not JP Ver.

これは国内版のFx0ではなく、一度海外へ流れたFx0での話である。国内版の仕様と異なるため、これらの操作は一切行えない可能性がある。また、バックアップも行っているが、リストア可能かどうかは一切確認していないので、試す場合は全て自己責任でお願いしたい。この記事を参考にした結果生じた問題については、当方は一切の責任を負わないものとする。

前準備

通常状態ではどうやってもbootloaderにアクセスできずシステムが起動してしまう状態となっている。そのカギを握るのが「lafパーティション」らしく、要はコイツを吹き飛ばしてしまえばbootloaderにアクセスできる。

ここを参考に、まずはパーティションのバックアップを行っておく。もちろん事前にadbコマンドを使えるようにしておくことと、Fx0の環境設定で開発者メニューを有効にし、「ADBと開発ツール」に設定しておく必要がある。

USBドライバは端末内もしくはLGのサポートページで入手できるものを利用する。http://www.lg.com/jp/support/support-mobile/lg-LGL25

パーティションのバックアップと消去

adbコマンドが使えるようになったら、ddコマンドを利用して該当パーティションをバックアップ及び削除を行う。一度海外へ渡った訳ありなFx0はファクトリーアンロックされていたり、日本語キーボードが削除されていることのほか、adb shellからsuが細工なしに何ら問題なく実行できる。

ひとまずlafパーティションをバックアップし…

dd if=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/laf of=/sdcard/laf.img

一度shellを抜けてからPCに転送

adb pull /sdcard/laf.img

バックアップが行えたことを確認したら、shellに戻ってlafパーティションを吹き飛ばす

dd if=/dev/zero of=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/laf

ね、簡単でしょう?仕上げに再起動させるのを忘れずに。

download modeにアクセスするには

lafパーティションを吹き飛ばした後は一度電源を落とし、音量上を押しながらUSBケーブルを接続することでdownload modeが立ち上がる。尚、download modeにアクセスするのにadb reboot bootloaderコマンドは利用できない模様。

2016-06-03 17.52.28

こうなればこっちのものである。ここで入手できるTWRP v2.8.7.0を、fastboot boot twrp.imgで立ち上げてしまえばいい。音量下を押しながらで起動するのは簡易的なrecoveryなので、flashした場合はシステムを立ち上げてadb reboot recoveryと入力してTWRPへアクセスする必要があるようだ。そのため、fastboot bootで直接立ち上げてしまったほうが楽である。

2017-08-10追記

v3のTWRPはここで入手できる cyanogenMod_11.0_b3 – Stays the course

FirefoxOSをバックアップしておく

TWRPの使い方は割愛させていただく。バックアップ後はTWRPを立ち上げたままのがファイルを回収しやすい。その状態でもMTPが利用可能なため、各種データのやり取りはこの方が楽だった。

dataとcache以外を全てバックアップしたサイズはおよそ400MB。冒頭で説明したとおり、バックアップがリストア可能かどうかは確認していない。自己責任で。

Cyanogenmod11を導入する

ここのフォーラムでCM11の「TWRPバックアップ」が入手できる。Installから焼くことができるzipファイルではないので注意されたし。

コメント欄の”This a recent build for example.”からダウンロードしたzipファイルを一度解凍すると「2016-05-22–14-52-50_cm_madai-userdebug_4.4.4_KTU84Q_eb2b6ab4af」というフォルダが出てくる。それをFx0本体のTWRPフォルダにコピーし、リストアを行うという方法でCM11を導入する流れとなる。recoveryはリストアしなくても良い。

リストア完了後、InstallからGappsを焼く。フォーラムではgapps-kk-20140606-signed.zipでうまく行ったとの話がある。恐らくKitKat向けで古めのものであれば概ね問題はないだろう。Open Gapps(open_gapps-arm-4.4など)では上手く焼くことが出来なかった。

システム起動時にブートループすることがある。その場合はしばらく様子を見て、ダメそうなら一度バッテリーを外して電源を入れなおせとのこと。

2017-08-10追記

現時点での最新版ダウンロード先 cyanogenMod_11.0_b4 : fx0

Wi-Fi及びモバイルネットワーク設定

2016-06-07 09.58.48

SobaChaも動く。

無事Androidシステムが起動したらネットワークの設定を行おう。

Wi-Fiの設定に関しては特筆すべき点はないが、たまにONにならないことがある。その場合、ソフトリブート(開発者オプションで高度な再起動を有効にすると選択できる)を行うと改善されることがある。

モバイルネットワークの設定は、予め不要なAPNを全て削除しておくのをオススメする。どうやらプリセットのAPNが邪魔をしていて、上手くデータ接続が有効にならないからだ。ネットワークの種類はダイヤラーを立ち上げ、*#*#4636#*#*と入力し、「携帯電話情報」からWCDMAを含むものを選んでおけば一応繋がる。前述した不要なAPNがあると、いつまでたってもなかなかデータ通信が開始されない。

そうそう、開発者オプションを有効にしたついでに、「パフォーマンス」設定を見なおしておくといい。そこのプロセッサの設定を見るとCPUガバナーがPerformanceになっているはずだからだ。このままでは電池持ちが悪いので、無難にOndemandあたりを選んでおいた。

不具合など

  • カメラ利用不可
  • LTEは利用できない?(DOCOMO SIMでは3Gのみ確認)
    • b4でLTE Band 3及びW-CDMA Band Iでの接続を確認
  • スクリーンショットが撮影できない(SDカード挿したら使えるかも?※未検証)
    b4ではカメラの起動が遅い以外概ね問題なし。

元々別のOS(中核部分はAndroidベースではあるが)が載っていた端末でAndroidを動かしている割には、カメラの問題程度で済んでいる。このような楽しみを提供してくれたROMの作者に感謝をしたい。

今回導入できたのはCM11、それもTWRPからの復元という形でだ。CM13などもポートに挑戦されているようだが、難航している様子。自身に知識がなく、ただ期待することしか出来ないのが残念でならない。

尚、国内版のFx0でもrootを取得することができればCM11を導入することが出来たという話もあった。そちらに関してはこちらでは扱わない。

2016-06-28:カメラの動くものが公開されていた。
2017-08-10:久々に起動し、cyanogenMod_11.0_b4での動作を確認。LTE動作可。

参考:

Fx0 LGL25 fastboot access and information megathread : FireFoxOS

TWRP / download + how to build : fx0

cm_madai port : fx0

cyanogenMod_11.0_b1 – works out : fx0

[new] cyanogenMod_11.0_b4

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